1948-05-27 第2回国会 参議院 通信委員会 第10号
○政府委員(中山次郎君) 只今お話の第一點の、利率年四分にいたしておりますことが、他の一般公債との權衡上どうかという點でございますが、これは大體この正月頃に、この法律案を策定いたしました頃に、關係大藏當局その他の方面との御了解で利率四分というのが權衡がとれておるのではないかというふうに考えまして、こう決めたわけでありますが、その後の一般公債なり國債なりの、値上りといいますか、利率が或る程度上りかけておる
○政府委員(中山次郎君) 只今お話の第一點の、利率年四分にいたしておりますことが、他の一般公債との權衡上どうかという點でございますが、これは大體この正月頃に、この法律案を策定いたしました頃に、關係大藏當局その他の方面との御了解で利率四分というのが權衡がとれておるのではないかというふうに考えまして、こう決めたわけでありますが、その後の一般公債なり國債なりの、値上りといいますか、利率が或る程度上りかけておる
配達證明の料金は、現行は五圓ということになつておりますが、その手數から見まして、ほかとの權衡上、これは特に十圓とすることにいたしたいと考えております。 第六十三條は内容證明であります。これも現行そのまま踏襲しております。 第六十四條の代金引換はこれまた現定上は現行とまつたく同じでございますが、戰爭中以來代金引換の制度はこれを停止いたしておつたのでございます。
たとえばこの司法と立法機關との均衡からいつても、別に立法機關の方が司法より上位にあるから、司法では逃れることができるが立法の證言では逃さないという立法司法の權衡上に認めるのではなくして、やはり一定の人情上、證人として出されても、自分の氣持からいつて、眞實を話されないような場合には、それを拒むことができるような場合を許してやるのが當然ではないかと思う。
地方裁判所におきまするところの判事を一級官にするというようなことに相成りますと、その權衡上いろいろな問題を派生いたしまするので、只今私共が考えておるのは、他の官吏との權衡上から見まして、どういたしましても二級官というふうに止めるべきものではないかというふうに考えておるのであります。只今追加豫算を政府としては編成中なのであります。これが抛つて置きますると非常な厖大な數にもなるのであります。
なほ第七條の車輛の檢査竝びに第六條の臨檢檢査というようなものについて罰則があるが、この道路運送委員會の報告を出さない者に對しての罰則がないのは、權衡上まずいのではないか。また場合によると、道路運送委員會が非常に働きにくくなるのではないかこういうお尋ねでございました。
すでに辯護士の資格をもつておる者に對しまして、もう一度辯護士の資格を與える選考委員會の選考を經るという形になつて、實はその點おかしいのではありますけれども、法文の建前からいたしまして、またその實質から言うと、權衡上どうしてもこういう解釋をしなければならない。こういうふうに考えまして、政府としては、現に辯護士の資格を有する者でも、審査委員會の選考を受けることができる。
昭和一五年刑法改正假案、かくのごとき厖大なる法律案の提出は、おそらく最近の議會においてなされないであろうと思つたのでありますが、私が今お尋ねいたいしたいと思う点は、どう考えてみましても、刑の權衡上不當な点がありまするので、これについてこの際御改正になる意思があるかないかということをお尋ねいたいしたいと思うのでございます。
その權衡上から申しますると、現在の状況におきましては、農業會、市街地信用組合等を、無條件にこれを免税團體であるというふうにいたすことは、適當でない段階に立ち至つたのでありまして、今囘それをはずす、しかしながら農業會、市街地信用組合等が、貯蓄組合といたしまして別に看板を掲げるという際におきましては、貯蓄組合といたしまして從來通りの取扱いをいたす、かようなふうに改正しようと思うのであります。
○福田政府委員 農業會や市街地信用組合の預金が、そのまま貯蓄組合とみなされまして免税の取扱いを受けるということになりますと、權衡上非常に他に影響するところが多くなつてくるのであります。
そういうことは他の免税の方との權衡上どうもおもしろくない。それで私どもといたしましては、早くこの問題に手を打ちまして、逆にこれを、貯蓄組合としての看板を掲げるという際におきましては、從來通りの取扱をいたそう。むしろ整理される面に對しまして、先んじてこの預金を育成するという見地から手を打つという氣持でやつているのであります。その手を打ちませんと免税團體の整理という權點から強く批判される。